こんにちは!!

本日はエアコンが効かなくなったとお問合せいただいたGT-Rをご紹介します。

早速点検を始めて行くとコンプレッサーが動いていない・・・

原因は色々ありますが、エアコン点検の必需品ゲージマニホールドを使用して圧力を測定してエアコンガス量を確認。

低圧と高圧の数値がほぼ同じ数値を示しているのでガス量は十分でコンプレッサー側の原因と考えられます。

GT-Rにはエアコンアンプと言ってエアコンを管理しているユニットがナビ奥辺りにあるのですが、

GT-Rのナビ奥は熱がこもりやすく、ナビ本体含めよく異常が起こります。

良くある症状としては、風量・温度調整が出来なかったたりダイヤルが反応しない等があります。

今回は調整ダイヤルは正常に動き、表示についても特に問題ありませんでした。

コンプレッサーのマグネットクラッチへの電源は来ていましたがコンプレッサーに動きはなく、

本体が原因と判断出来ましたので交換することとなりました。

 

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GT-Rのエンジンルームはギッシリと部品が詰まっており周辺部品を外して行く必要があります。

 

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左側のエアクリーナーボックス、インテークパイプを外します。

 

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ここで一旦コンプレッサーへアクセス出来るようになりますが、

取り出すスペースが確保出来ないので下回りも外して行きます。

 

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アンダーカバーを外して、

 

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アップしていくとコンプレッサーが見えてきました!

 

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スタビライザーのブラケット、サクションパイプ等を外せば、

このように下側に引き抜くことが出来ました。

 

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新旧見比べ・・・

真っ黒になって使い古されたコンプレッサー。

10万km以上走行していたので寿命が来たのでしょう。お疲れ様でした。。。

 

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新しい部品を取り付けて元通り組み上げれば作業は完了です。

 

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最後にエアコンガスを充填してエアコンを作動すると、

6℃と冷蔵庫なみに冷えるようになりました。

 

今回はリビルト品を使用して修理しましたが、

最近は中古部品やリビルト品の価格も上がってきています。

とは言っても新品が13万円程、リビルト品が6万円と倍程の金額差がありました。

弊社で修理の際は、新品、リビルト、中古、持込、それぞれご対応しております。

 

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