こんにちは！！！
ちょうど１年ほど前、29年2月よりチェックランプ点灯による保安基準の改定がありました。
以前は点灯していても車検に通っていた警告灯が現在では通らない項目が増えています。
上図より、以前から赤色で点灯する①～③の警告灯は、点灯し続けると保安基準不適合でした。
29年2月より項目が増え、④・⑤も点灯し続けると保安基準不適合となり車検に通らなくなりました。
今回ご入庫頂いたBMW E83 X3
前回、前々回と当店で車検を受けていただいているのですが、
当時からエンジンチェックランプは点灯していました。
原因はフロントO2センサーのヒーター線の断線と特定出来ていたのですが、
特にエンジンの不調もなくO2センサーが５万円程と高価な為、
前回までは交換は見送っていましたが今回こそは交換して頂くことになりました。
今回もコンピューター診断よりO2センサーの異常を検出。
データーモニターよりセンサー自体の電圧変化は正常、
センサーの単体テストでもヒーター線の抵抗値は∞を示しているのでやはりヒーター線の断線による警告灯の点灯でした。
それではO2センサーを交換していきます。
エンジンルームから見ると赤丸の部分にO2センサーがいます。
下から見るとこんな感じ。
かなり狭い・・・
二つある内の手前の方が交換する一番側のカプラーです。
一番側はなんとかエンジンルームから工具が入ったので取り外しできました。
二番側だったら工具が入りそうな隙間はなかったのでエキマニ外しが必要で大変そうです。。。
見た目では旧部品がスス焼けていますが、センサー自体の異常は判断できません。
やはりセンサー類の点検にはテスターが必要です。
新品に交換後スキャンツールを繋ぎました。
警告灯も消え、車検も無事通りました♪
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