こんにちは!

最近では輸入車が街中を走行しているのを普通にみかけます。

正規ディーラーさんで購入される方が大多数だと思いますので、輸入車でも右ハンドルの車輌が殆どですね。

 

外車はやっぱり左ハンドル!!

そう思われる方は結構いるのではないでしょうか。

そんなオーナーさんの思いが詰まった並行輸入車のカイエンが車検でご入庫しました。

DSC_0809

 

 

さっそく点検を進めて行くと・・・

DSC_0811 DSC_0810

フロント左右のアウタードライブシャフトブーツが破れていました。

早速部品を取寄せて交換♪ といきたいところですが、ここが並行輸入車の大変なところ。

部品の供給が国内になく、本国から取寄せとなることがよくあります。

幸い国内にワンセットずつありましたのですぐさま取寄せました。

国内にあれば2~3日で入荷しますが、本国仕入れだと入荷に1~2ヶ月程かかるので、

部品を待っている間に車検切れ→長期のお預かりとなります。

 

DSC_0816 DSC_0817

届いた部品は純正品。

アウディのロゴが入っていたのでトゥアレグ・Q7・カイエンは共通部品なのでしょう。

足回りを外してドライブシャフトブーツを交換していきます。

 

DSC_0814 DSC_0820

作業に集中して写真をあまり撮れませんでした・・・

いきなりアウター側のドライブシャフトが外れた状態です。

アーム類をシャフトがナックルから外れるくらいまで切り離せば外れるのですが、

シャフトとナックルのスプラインが固着していました・・・

DSC_0913

そんな時はこのスライディングハンマーを使います。

CR-Cをスプラインの間にタップリ塗ってひたすら叩くことでなんとか抜けました。

過走行・低年式車のドライブシャフトの脱着にはスライディングハンマーは必須ですね。

 

DSC_0819

バンドを取付ける部分が切れてしまっています。

 

DSC_0815

ブーツを外して清掃します。

 

DSC_0821 DSC_0818

取付けは逆の手順です。

グリスアップしてバンドでブーツで締め付けます。

Cクリップの山を中々越えてくれなかったので、またしてもスライドハンマーを使いはめ込みました。

 

DSC_0824 DSC_0823

足回りを元に戻し作業は完了です。

 

今回はハブとスプラインのところが固着していましてので少々てこずりましたが、

作業自体は国産車とあまり変わりません。

輸入車をお乗りでお困りの方は、輸入車の部品も取り扱いしている当店へお問い合わせ下さい。

 

GTNET車検センター
大阪箕面

大阪府箕面市西宿2-1-8
営業時間: 9~19時
定休日: 火曜日
TEL: 072-749-2000
FAX: 072-749-2222