こんにちは!
10月は増税と言う事で、9月に駆け込みの買い物や支払いが必要な行事を済ませた方が殆どだと思います。
自動車業界も同じで、9月に新車購入や車検が集中してしまい10月は落ち着いた状態となっています。
比較的ご予約の取りやすい状況となっておりますので、12月頃の込み合う時期の前に、
お車のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。
それでは今回の整備内容なのですが、
インプレッサ GRBを車検でご入庫致しました。
早速点検を進めて行くと・・・
上記の画像のように警告灯が一斉に点灯していました。
この型のインプレッサには排気ガスの規定をクリアする為に二次エアポンプが取り付けられており、
走行距離が増えてくるとポンプ自体に水が溜まり、そこから送り込まれる空気に水分を含んでしまいますので、
バルブが錆て固着してしまいます。
症状とすると、
E/Gチェックランプ点灯、VDCオフ、SIドライブがSモードで固定、クルーズコントロールが点滅し
エンジンが吹けなくなったりします。
症状が全くでなかったり、走行は普通に出来たりしますが、
E/Gチェックランプの点灯は保安基準違反となりますので、
二次エアコンビバルブを交換することとなりました。
交換する為にはまずエンジン奥のインタークーラーを取り外す必要があります。
インタークーラーを取り外すと一つ目のバルブが現れます。
コンビバルブという名前だけあってこのバルブがもう一つ付いています。
もう一つのバルブを交換するのが大変で、
角度を変えるとインテークマニホールド下にもう一つのバルブがいます。
二つとも同時にダメになるということはあまりありませんが、置かれている環境は同じ・・・
一つ壊れると、もう一つが壊れるのも時間の問題なので両バルブを交換します。
ここからはインテークマニホールドを外してやる派か外さないでやる派かに分かれるのですが、
断然外さずに交換する方が効率がいいです。
必要な工具は増えますが、作業時間が短くなるのでお客様に請求する工賃も安くできます。
あとはいかにボルトにアクセスし取り外すか・・・
取り外したコンビバルブがこちらです。
どの角度からどの工具が入るかひたすら挑戦するのみ。
1/4サイズの工具は必須ですね。
初見では2時間以上かかります。
新旧部品を比べてみると一目瞭然。
これでは固着してしまうのも無理ないです。
対策は二次エアポンプを定期的に取り外して清掃ですね・・・
こちらのGRBは18万Km走行されているので消耗品と割り切って交換して頂きました。
取り付けは取外しと逆の手順を行えば交換完了です。
交換後は警告灯も消え症状も改善されたので無事車検を完了することができました♪
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