先日入庫のBMW X5です。

E70ですねー。

こちらのお車ですが、この暑い時期にもかかわらず

エアコンの吹き出し口の一部(運転席側)から熱風が出るという症状。

いくつかの原因を考えてみましたが、

恐らく一番可能性が高いのはヒーターバルブではないかと・・・

このE70はデュアルエアコンですので、

ヒーターバルブからは室内に二本のホースが繋がっていきます。

一本は運転席側、もう一本は助手席側。

この二本のホースに流れていくクーラントをコントロールしているのがヒーターバルブ。

通常は外気温に応じてバルブを開いたり閉じたりする役割であり、

今の暑い時期はバルブを閉じて室内に熱いクーラントが入っていかないようにしているはず。

しかし、恐らくバルブが固着して開いたままになってしまい、

室内に熱いクーラントが流入しているに違いない!!!

ってことで早速交換です!!!

今回は写真を撮り忘れてしまいましたので、

文章のみでお楽しみください。<(_ _)>

この車のヒーターバルブはエンジンルームの左にあります。

ちょうどクーラントのサブタンク横ぐらいでしょうか。

かといって、サブタンクは外さなくても作業可能です。

アクセスの邪魔になるホース類やコネクターを外します。

そして、露わになったヒーターバルブに繋がっている三本のホースを外します。

ヒーターバルブ本体は穴の開いたゴム部に差し込まれているだけなので、

簡単に外れます。

水回りの部品なので、本当は純正新品部品が良いのですが

ご予算的に厳しいってことで、安物の中国品は避けて純正リビルト品への交換です。

三本のホースを繋いで固定し、外してあったホース類やコネクターを元に戻します。

あとはエア抜きをして完成。

無事、エアコン吹き出し口からは涼やかな冷風が出るようになりました。(^^)/

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